由布島や由布島の水牛について詳しく解説しています。
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由布島とは?水牛車に乗れるって本当?由布島とは?水牛車に乗れるって本当?

水牛車に揺られて訪れる由布島(ゆぶじま)は、亜熱帯植物の楽園です。

水牛車に乗って海を渡る体験も、島全体が植物園になっている観光スポットも、とても素敵な思い出になること間違いなし!

ここでは由布島の特徴やその成り立ち、アクセス方法、観光スポットを詳しく紹介します。

由布島ってどんな島?特徴と歴史

由布島は、西表島の与那良川(よならがわ)から流出した砂が海流に乗って運ばれ堆積してできた小さな島です。

【島データ】

位置:西表島の東海岸から約500m

面積:0.15㎢

周囲(海岸線):2km

島全体が亜熱帯の植物園になっています。

由布島ってどんな島?特徴と歴史 出典:リトハク

現在の由布島の人口は15人と少ないですが、戦後は竹富島や黒島からの移住が増え、一時は学校ができるほどでした。

ところが、昭和44年のエルシー台風で島全体が一時水没するという壊滅的な被害を受け、2年後にはほとんどの住民が対岸の西表島へ移住してしまいました。

由布島に残った故・西表正治さんと故・ハツさんご夫妻は、「また島に人が戻ってきてほしい」と願いました。

「将来、ここを多くの人が訪れる島にしよう」。

その日を夢見て、1頭の水牛で土や堆肥を運び、島にヤシの苗や花を植え続け、10年の歳月をかけてとうとう亜熱帯植物の楽園を作り上げたのです。

今ではこの「亜熱帯植物楽園」へ、多くの観光客が訪れています。

水牛車に揺られて由布島に行こう!

水牛車に揺られて由布島に行こう! 出典:やいまタイム

由布島へは、西表島にある「由布水牛車乗り場」から30分おきに出発する水牛車に乗って向かいます。

片道10~15分ほどかけて海をゆっくりと進む水牛車から見る景色は、まさに絶景!乗っている間は、ガイドの方が由布島や水牛の紹介をしてくれたり、三線を弾いてくれたりして、南国気分を満喫できます。

海をゆっくりと進む水牛車から見る景色は、まさに絶景! 出典:リゾバ.com

水牛車でわたる島として有名な由布島ですが、干潮時には大人の足首~ふくらはぎ程度の水深になるため、歩いて渡ることもできます。

どちらの場合も、水牛車乗り場の前にある「旅人の駅」でチケットを購入する必要があります。

入園料

大人(中学生以上) 小人(小学生)
往復水牛車&入園料 1,760円 880円
徒歩・入園料 600円 300円
※小学生未満は無料

のんびり過ごせる由布島の観光スポット

のんびり過ごせる由布島の観光スポット 出典:由布島亜熱帯植物楽園

島全体をゆっくり歩いても1~1時間半程度の由布島。

ぜひ、のんびり歩いて観光スポットを楽しんでください!

①水牛車待合所
①水牛車待合所 出典:icotto 水牛車の乗車時間まで、ここで待ちます。中には売店があり、旬な果物やお土産を買えます。
水牛の角で作られたアクセサリーや、水牛の家系図がプリントされたタオルなど、由布島でしか買えない水牛グッズが人気です。
②水牛の池
②水牛の池 出典:石垣島ツアーズ 「水牛の池」は、由布島で最初に目にする観光スポットです。
池は2つあり、1つは仕事前の水牛が水に浸かる朝風呂用、もう1つは仕事が終わった水牛の休憩用となっています。
穏やかな環境で大切に育てられた水牛はとても人懐っこく、見ているだけで心が癒されます。タイミングがよければ、生まれたばかりの水牛の赤ちゃんを見ることもできます。
③蝶々園
③蝶々園 出典:そとあそびライフ 「蝶々園」では、南国に生息する蝶が数種類飼育されています。
中でも日本最大であり石垣市の市蝶でもある「オオゴマダラ」を中心に飼育していて、その蛹はなんと金色!タイミングが合えば、成虫へ羽化する瞬間に出会えるかもしれません。
羽を広げると開長13cmほどになるオオゴマダラが、ゆったりと飛ぶ姿はとても優雅です。赤い色を好むと言われているので、赤い服を着ていけばすぐ近くにとまってくれるかも。
④マンタの浜
④マンタの浜 出典:沖縄ラボ 「マンタの浜」からは、石垣島、小浜島、加屋真島、黒島、新城島が一望できます。
小浜島との間にあるヨナラ水道は別名マンタウェイとも呼ばれ、マンタの通り道になっています。
すぐ近くには「由布島茶屋」という島で唯一のカフェがあります。本格コーヒーとケーキ、手作りジェラートのお店で、八重山諸島の素材を使用したジェラートは絶品です。
⑤ブーゲンビレアガーデン
⑤ブーゲンビレアガーデン 出典:西表島総合情報サイト 1年中ブーゲンビレアを楽しめる「ブーゲンビレアガーデン」。30種類以上のブーゲンビレアを鑑賞できます。
ブーゲンビレアの花は、実は真ん中の小さな白い部分。周りの色鮮やかな部分は包葉(ほうよう)と言って、芽やつぼみを包んでいる特殊な形の葉っぱです。
⑥Oasis(貝の館)
⑥Oasis(貝の館) 出典:由布島公式サイト 改装中だった「貝の館」が、「Oasis」という名前で2021年3月にリニューアルオープン。
西表島近海に生息している貝を中心に数多くの貝を展示しています。なかなか見ることのできない大きなオオシャコガイの化石もあります。
⑦由布島レストラン・由布島売店
⑦由布島レストラン・由布島売店 出典:沖縄ラボ 島の中心部にある「由布島レストラン」では、八重山そばやチャンプルーなど定番の沖縄料理をはじめ、カレーライス、チャーハンなどメニューが充実しています。
なかでも一番のおすすめは「由布島特性弁当」!1度にさまざまな郷土料理が楽しめてお得です。
水牛車の乗車チケット購入時にもらえるドリンクチケットは、こちらのレストランで使えます。
また、隣接している由布島売店では、水牛車待合所同様、ここでしか買えないグッズが数多く販売されています。

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