日本無人島沖縄の「加屋真島(嘉弥真島)」について詳しく解説しています。
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日本の無人島、加屋真島(嘉弥真島)ってどんな島?日本の無人島、加屋真島(嘉弥真島)ってどんな島?

日本の無人島、沖縄にある「加屋真島(嘉弥真島)」をご存じでしょうか?

手つかずの自然が広がり、数百羽のうさぎたちが暮らすこの島で、日ごろの喧騒を忘れてのんびりと過ごす時間は本当に至福です。

ここでは加屋真島の紹介やアクセス方法、楽しみ方をご紹介します。島を訪れるときに注意してほしいこともまとめましたので、ぜひご覧ください。

加屋真島ってどんなところ?どうやって行けるの?

加屋真島は、西表石垣国立公園に属する小さな無人島です。「嘉弥真島」「カヤマ島」とも表記されます。

【島データ】

位置:石垣島の西 約15km、小浜島の北東 約2km

面積:0.39㎢

周囲(海岸線):2.5km

加屋真島(嘉弥真島)で最も高い山は標高19mなので、簡単に登れます。展望台「遠見の丘」があり、周辺の離島を一望できます。

由布島ってどんな島?特徴と歴史 出典:リトハク

加屋真島(嘉弥真島)は小浜島から船で5~10分程度の距離にありますが、行きたい時に誰でも行けるわけではありません。

実は、この島は石垣島の「ホテルミヤヒラ」を運営する「美ら花グループ」が所有しています。

そのため定期船はなく、上陸するにはツアーに参加するしかないのです。

その分、島本来の手つかずの自然が色濃く残り、絶滅危惧種の動植物や色とりどりの美しい珊瑚を楽しめます。

住人は野うさぎ?!加屋真島の楽しみ方

住人は野うさぎ?!加屋真島の楽しみ方 出典:小浜島ツアーズ

日本の無人島「加屋真島(嘉弥真島)」には、自然の中でできる楽しみ方がたくさんあります。

①野うさぎとのふれあい
①野うさぎとのふれあい 出典:ホテルミヤヒラ 加屋真島(嘉弥真島)の住民は野うさぎ!と言いたくなるほどたくさんの野うさぎがいて、「うさぎの島」「ラビットアイランド」として有名です。
その数、なんと500羽以上!野生のため正確な生息数はわかりませんが、1,000羽いるという話もあります。まだ島に人が住んでいたころに連れてこられたうさぎたちが、そのまま野生化したといわれています。
小さな島のいたるところに野うさぎがいるので、その可愛らしい姿に癒されますね。
②シュノーケリング
②シュノーケリング 出典:石垣遊び 加屋真島(嘉弥真島)周辺の海では珊瑚の白化現象も少なく、色とりどりのサンゴ礁が広がっています。水深3m程度の浅い海域が続くので、シュノーケリングでは珊瑚とそれに集まるカラフルな熱帯魚を観察できます。
中でも小浜島との間にある通称「お魚畑」と呼ばれるポイントでは、カクレクマノミやルリスズメダイなど、たくさんの魚たちに出会えます。
そのほか、船が着岸する港とレストハウス前の2か所に大きなブランコがあります。シュノーケリングしない方でもここでインスタ映えする写真を撮ったり、少し歩いて天然の砂浜でビーチコーミングをしたりと楽しめますね。
③キャンプ
③キャンプ 出典:たびらい 加屋真島(嘉弥真島)は無人島のため、電気や水道などのライフラインは一切ありません。しかし、トイレやシャワーを備えたレストハウスがあるためキャンプができます。
帰る時間を気にせずにのんびり過ごしたり、海に沈む夕日を眺めたり、バーベキューを楽しんだり。キャンプのツアーに参加すると、テントや寝具、食事道具、バーベキュー食材、朝食を用意してもらえるので、安心して楽しめます。
「無人島でのキャンプ」というだけで心躍りますね。
④星空観察
④星空観察 出典:たびらい 人工的な明かりのひとつもない加屋真島(嘉弥真島)では、まさに「降るような星空」を観察できます。2018年からは、2年連続で一泊二日の「カヤマ島七夕星まつり」が開催され、多くの人が星空を堪能しました。
加屋真島(嘉弥真島)は、島自体が平坦な地形で高い樹木がないため、空を遮るものが一切なく、360度満天の星空を楽しめます。
波の音をBGMに、星空浴を満喫してください。
なお、星空をみるために散策する場合、島に生息するヤシガニに注意してください。ヤシガニは夜行性で、そのハサミはとても強力です。むやみに手を出すと危険です。

加屋真島を訪れるなら、気を付けてほしいこと

加屋真島(嘉弥真島)の環境を守るために、訪れる観光客の方へお願いしたいことがあります。以下のルールを守って、楽しい離島時間を過ごしてください!

①何も持ち込まない
加屋真島(嘉弥真島)は外来生物(植物)の侵入がない島です。生態系の保護、島の環境保全のために、不注意なものの持ち込みは行わないでください。外から持ち込んだゴミは、すべて持ち帰るようお願いします。
②天然記念物、絶滅危惧種の取り扱い
島に生息するヤシガニは、絶滅危惧種に指定されています。そのため、捕まえて持ち帰ることはできません。天然記念物に指定されているオカヤドカリには触ることもできません。
③気候の違い、寒暖差に注意
夏の日差しはとにかく強烈。日焼け止めは必須です。熱中症にも十分注意し、こまめな水分補給を心掛けてください。
また、南の島といっても冬は季節風の影響で意外と寒く感じます。防寒具の準備をお忘れなく。

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