ウミガメの産卵地としても有名な黒島とは?
沖縄・八重山諸島の中でも恋愛のパワースポットとしておすすめな黒島!ウミガメの産卵地としても有名です。
石垣島から日帰りでも行ける黒島、行き方や黒島内の移動手段、黒島に行ったらぜひ訪れていただきたい観光スポットを詳しくご紹介します。
黒島へのアクセス!石垣島から遊びに行こう
黒島は八重山諸島の石垣島から南南西に17km、西表島との間にあるサンゴでできた島です。
【島データ】
位置:八重山諸島、石垣島の南南西17km
面積:10.02 km²
周囲(海岸線):12.6 km
牛の牧畜が盛んで「牛の島」と呼ばれたり、島の形がハート型をしていることから「ハートアイランド」と呼ばれたりしています。
出典:黒島ねっと黒島へ行くには、石垣港離島ターミナルから高速船かカーフェリーを利用します。空港はありません。
【高速船】安栄観光・八重山観光フェリー(あわせて1日に12便)
所要時間は石垣港(離島ターミナル)から約25分
【カーフェリー】時期・曜日によって異なるので要確認
所要時間は石垣港から約35分
また黒島⇔竹富島や黒島⇔西表島間など、石垣島を中心とした離島間を運行するフェリーもあります。
ちなみに長崎県佐世保市の離島にも「黒島」がありますので、お間違いなく。
※便数など変動がある場合がございます。事前に必ずご確認ください。
黒島での移動手段
黒島は島を自転車で1周しても2時間程度、アップダウンの少ない島です。ただし路線バスやタクシーといった移動手段はなく、徒歩で移動するのはちょっと厳しいですね。
そんな黒島での主な移動手段はレンタサイクル・レンタバイク・レンタカー・観光バスになります。
主なレンタルショップをご紹介します。すべて黒島港の近くにあります。
レンタサイクル
ハートランド カフェ&レンタサイクル
ポイント | カフェ併設。味噌そばや青豆ぜんざいが楽しめる | |
---|---|---|
料金 | 普通自転車 | 1時間300円、1日1,000円 |
レンタサイクル・バイク
まっちゃんおばーのレンタサイクル
ポイント | 自転車とバイク両方扱う | |
---|---|---|
料金 | 普通自転車 | 1時間200円、1日1,000円 |
レンタルバイク | 1時間800円、1日4,000円 |
レンタカー
黒島レンタカー
ポイント | 車両数は3台なので、予約すると確実 |
---|---|
料金 | 要問合せ |
うんどうや宿&レンタカー
ポイント | 宿泊施設に併設されている |
---|---|
料金 | 要問合せ |
観光バス
黒島観光
ポイント | 島内の観光スポットを約1時間かけて周遊 | |
---|---|---|
料金 | 港~集落 | 300円 |
島内観光 | 1,500円 |
黒島でおすすめの観光スポット5選
その島の形から、沖縄の恋愛パワースポットのひとつに数えられる黒島。自分の目でそのハート形を見ることはなかなかできませんが、その分、黒島に来たらぜひ行っていただきたい観光スポットをご紹介します!
- ①必ず見てほしい美しさ、「西の浜」
-
出典:沖縄トリップ
観光客がみな絶賛する「西の浜」は、約2kmにわたるロングビーチ。潮の流れが速いため遊泳禁止ですが、白い砂浜と透明度の高い青い海は絶景です。
海の向こうには、小浜島や西表島を眺めることもできます。また4~9月はウミガメの産卵時期で、間近で見られることも。ただし、不用意に近付いたり触れたりしないようにしてください。
港から近いため、最初に行くのも最後に行くのもおすすめです。 場所:黒島港から徒歩8分、自転車で3分
- ②まるで海の上に立っているよう、「伊古桟橋」
-
出典:リトハク
「伊古桟橋(いこさんばし)」は、2005年に国の有形文化財に登録された全長約350mの桟橋です。
現在は桟橋としては使用されていませんが、時々地元の方が釣りをしています。夜には満天の星空に、南十字星を見つけることができます。
ここへはぜひ満潮時に訪れてください。まるで海の上を歩いているような気分に。なお、このあたりの海は遠浅のため、干潮時には桟橋の先端まで干上がってしまいます。 場所:黒島港から自転車で約10~15分
- ③黒島で一番人気のビーチ「仲本海岸」
-
出典:沖縄トリップ
カラフルな熱帯魚や美しいサンゴに出会える「仲本海岸」は、シュノーケルがおすすめ。
干潮時には100mを超える大きな潮だまりができ、天然のプールのようになります。透明度が抜群なので、海の底を泳ぐ魚までよく見えます。ただし満潮時は潮の流れが速くなる場所があるので、安全の為に干潮・満潮問わず必ずライフジャケットを着用してください。
ライフジャケットは近くの「黒島研究所」にて無料でレンタルできます。 場所:黒島港から自転車で約15分
- ④NHK朝ドラのロケ地、「黒島研究所」
-
出典:リトハク
2009年9月から翌年3月まで放送された「ウェルかめ」のロケ地でもある「黒島研究所」は、ウミガメの研究で有名です。所内では日本で2番目に多いというサンゴの標本の展示や、ウミガメ・サメなど黒島での海洋生物の飼育を行っています。
ウミガメやサメに餌やりができるので、子連れの家族にもおすすめ。大型連休や夏休みには、ウミガメ研究会が開催され、ウミガメの放流も体験できます。 場所:黒島港から自転車で約10分
- ⑤島全体を見渡せる「黒島展望台」
-
出典:リトハク
島のほぼ中心に位置する「黒島展望台」は、一見大きな岩のよう。決して高くはありませんが、黒島自体が平坦な島で高い山もないので、島に広がる広大な牧草地やその向こうの海まで見渡せます。
この展望台は、日本の道100選に選ばれた県道黒島港線沿いにあるのですが、県道を作る際にあまった資材で作られたもの。この県道は海までまっすぐに続く一本道で、サイクリングにもおすすめです。 場所:黒島港から自転車で約10分